点灯してみないと、何も変わらないというのが不満といえば不満か。。。。。
前にご紹介したように高効率バルブをつけていましたが、更なる明るさを求めてキセノン(HID)ヘッドライトへの交換を行いました。 今回は作業に自信がなかったので、なじみのショップ「オートクリエイティブ・ドルフ」さんにお願いしました。大雪の中、デジカメ構えたやつがうろうろしていてゴメンナサイね。
キセノンはHID(High Intensity Discharge)とも呼ばれます。最近はキセノンを標準またはオプションで採用する車も増えてきました。A4も海外ではキセノンのオプションを選択することが出来るようです。国内ではS4が標準搭載しています。
選定
アフターマーケット用のキセノンヘッドライトにも、いくつかのブランドが出ています。
BELLOF
ICHIKOH(VELIAS)
サン自動車工業
などなど。。。。。
聞くところによると、HIDのバルブもイグナイターやインバーターなどのユニットも供給社は限られているそうです。実際、数社のユニットは同じ物のようですね。ということは、性能的には似たり寄ったりと言うところかもしれません。性能の差はバルブの台座やハーネスの質だったりするのかもしれませんね。
今回はドルフさんのお勧めもあって、BELLOFを採用することにしました。メーカーや色んなホームページで情報を収集しましたが、A4への取り付け実績はあるものの、後期型のプロジェクターへの取り付けかどうかは確認できないとのことでした。
取り付け

AUDI A4の’99後期モデル以降のロービームはH7型のバルブとなっています。これに対応するBELLOFのキットはSYSTEM-3となります。

キットの内容は、キセノンバルブ、イグナイター、インバーターが各2組。そして電源コードやステーなどで構成されています。意外とシンプルな内容です。
インバーターもイグナイターも松下電工製でした。たしか自動車会社の純正キセノンにも採用されているメーカーですよね。そういう意味では、信頼性もあるのではないかと思います。


さて、まずはヘッドライトを外してしまうことから始めます。これは、インバーターやイグナイターを取り付けやすくするとともに、バルブを装着するときにぶつけて傷つけるのを防ぐためです。
A4のヘッドライトを外すためには、上部の2つと外側の穴の中に1個の計3個のネジを取り去ります。このネジを外すためにはトルクスのドライバーが必要です。
ネジを外してしまったら、配線に注意しながらライトユニットを抜き取ります。

次に外したライトユニットにバルブを取り付けます。下についていたH7バルブを抜き取り、そこにキセノンのバルブを挿入します。
挿入する前に、レンズやシェードなどとの干渉を調べます。H7の場合は53mmの奥行きが必要です。もし奥行きが足りないなんてことになったら、THE ENDです。シェードの場合は曲げるなど加工が行える場合もあるそうです。A4のライトではほとんど余裕がありませんでした。まあ、なんとか入るとわかってほっと一息。
奥行きが大丈夫でも、ヘッドライトユニットのバルブ取り付け部の穴が小さい場合があります。その場合は穴を広げる加工が必要となります。A4では、これも必要ありませんでした。(ラッキー) 最後にバルブを固定するワイヤーを掛けて、しっかりバルブを固定します。(このワイヤーを加工する場合もあるそうです)

バルブを固定したら防水カバーにφ25位の穴をあけて配線を引き出します。配線にはチューブをかぶせて保護しておきます。
これでヘッドライトユニット側の作業は完了です。
今度は、車体側での作業です。まずインバーターの取り付けです。インバーターの取り付け場所は、高温になりやすい場所や水がかかりやすい場所をさけます。
A4の場合、特に向かって左側のエアクリーナーボックス側はスペースがありません。色々と検討した結果、左側はライトの下側にエンジンルーム側からステーを使って吊り下げました。 右側はバンパー側から付属の汎用ステーを加工して取り付けてあります。
取り付けはガタツキがないように、車体にしっかり取り付けます。汎用ステーの加工など、丁寧で確実な取り付けが行われました。こういうところを見ていると、さすがプロって感じますよね。
左 右


もう一つのユニット、イグナイターを取り付けます。こちらも同じく、高温になりやすい場所や水がかかりやすい場所をさけます。今回は、フェンダーの内側、ウィンカーの後方に付属のタイラップで取り付けを行いました。
ここまで来ると、だいたいの作業が完了です。あとは、説明書にしたがって各ユニットを配線します。ハーネスにたるみがあって、エンジン内の稼動部に当たったりすることのないように、タイラップなどでしっかり固定します。最後にヘッドライトユニットを元の位置に戻し、バルブとイグナイター間の配線をつなぎます。
ヘッドライトのヒューズが15Aのものは20Aへ変更する必要があります。低消費電力をうたうキセノンがなぜ?って感じでしたが、起動から安定状態に入るまではかなり電流が流れるそうです。
さあ、いよいよ点灯です。パシッと一瞬瞬いた後、独特の青い光が発せられます。でも、意外と暗い。。。。。。ご心配なく、安定してくるにしたがって光量も上がってき、青白かった光も徐々に白くなってきます。この間、10?20秒といったところでしょうか。他の前照灯も点灯して問題ないことを確認します。

最後に光軸をきちんと確認して終了です。明るくなった分、光軸がずれている場合の迷惑度も大きいですよね。
箱には車検対応と書いてあります。最近は車検でハイビームのみならずロービームも検査するようになったらしいですね。これだけ普及してきましたから問題はないと思います。仮に問題が発生したとしても、これなら大した労力を伴わないで従来のハロゲンバルブに戻せるでしょう。
